車+タープでワンランクUPした車中泊ライフを!

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キャンプ歴10年以上の私ですが、車中泊に関しては素人も同然でどんなスタイルが自分に合っているのか手探りの状態でした。そんななか道の駅や、車乗り入れOKのキャンプ場で車中泊をかさねていくうちに「こんなスタイルでキャンプできたらいいな」とたどり着いたカーサイドタープを使ったスタイル。今回はカーサイドタープと、サイドオーニングの違い、わたしが実際に使用した車との連結方法などを紹介していこうと思います。これから自分のキャンプスタイルを作っていこうと考えている方の参考になればと思います。

最高の景色…。

サイドオーニングとカーサイドタープの違いは?

カーサイドタープとサイドオーニングの違いは簡単に言うと、備え付けタイプか取り外しタイプか、というところになります。サイドオーニングは車に常設しているもので、カーサイドタープは車中泊などで使用する際に取り付けるものになります。どちらも日よけや雨除けの役割を担っています。

サイドオーニングは車に常設されているということもあり、設営~収納も簡単におこなえます。電動式のタイプや手動式のタイプがあり、ロールアップされたオーニングを引き出して使用します。価格はカーサイドタープと比較するとどうしても高くなる傾向があります。

カーサイドタープは普段は他のキャンプギアと同様、車の中や自宅に保管していることが多いです。設営~収納はサイドオーニングよりは多少時間を要します。また車のどこに固定するかなどを前もって考えておく必要があります。価格はサイドオーニングよりも比較的安い傾向にあります。

サイドオーニング、カーサイドタープを使える場所は?

次にサイドオーニングやカーサイドタープを使用できる場所ですが、まずはサイトに車が乗り入れ可能なキャンプ場、野営地というのが大前提になります。せっかく車中泊をたのしもうとしたのに車とサイトが離れていてはカーサイドスタイルを楽しむことはできません。事前にキャンプ場のサイトの形を頭に入れておく必要があります。次に自立式のオーニングやタープなら問題ありませんが、ガイロープなどをつかって地面にペグダウンしてポールを固定しようと思っているなら地面の状態も把握しておいた方が良いでしょう。コンクリートの下地にはペグをさすことはできません。そういったことも事前にしっかりと調べておきましょう。キャンプ場などに予約を取る際にカーサイドスタイルができるかどうか確認することをおススメします。


実際に車に固定した方法を紹介!

固定に使った道具はこの二つだけです(^-^)

ここからは私が実際にカーサイドタープをどうやって固定したか、事前の準備から当日の設営の様子などを紹介させていただきます。

まず私が車中泊をするときの車ですが車種は日産の「キャラバン グランドプレミアムGX」になります。車のボンネットにはルーフキャリアを取り付けるためのステーが固定されています。ちなみにナットのサイズはM8サイズになります。そこにS字ステーを付けてステーとタープを連結することにしました。

ホームセンターでステーと緩衝材を購入し、緩衝材をステーのナットを通す部分と同じ形に切ります。こうすることでステーと車のボディーが当たって車に傷が入ることを防ぎます。

M8ナットが入る穴があいたステーを選んでください。

あとは緩衝材とステーを両面テープで張り付けるだけで実際の工程は終了。あとは車に取り付けるだけ。今回はステーとタープをカラビナで繋げて連結する方法をとってみました。ある程度高さのあるステーにすることで万が一強風でカラビナが揺れ動くようなことがあっても車のボディーを傷つけないように配慮しました。

これを作るのにかかった時間はたったの15分(^-^)

車中泊ポイントに到着からの設営

今回のキャンプ地として利用させていただいたのは以前から仲良くさせていただいているmotocon_campさんに教えていただいた秘密の場所(^-^)ここは天気がよければ最高の夕日がみれるとっておきの場所です。

到着してさっそく設営開始。まずはキャラバンのボンネットについているステーのナットを外します。

S字ステーが車の外側を向くように固定します。

そこに出発前に作っておいたS字のステーを外したナットで車の外側にS字の先が向くように固定します。しっかりと固定することができればカラビナを付けて完成。キャラバンのボンネットにはステーが片側3か所(両サイド合わせて6か所)あるので今回は助手席側の1列目部分と3列目部分にステーを装着しました。次にタープの角の部分が車の前側にくるようにタープのグロメット(ハトメ)やループにカラビナを装着します。私が普段キャンプで使っているタトンカタープ(400×400)のハトメの位置とキャラバンのステーの位置がジャストフィットだったので綺麗にタープを張ることができました。

タープのハトメとステーの位置がジャストフィット!

そのあとは残りの角をポールで立ててガイロープでペグダウンしてカーサイドスタイルの完成。
設営開始から完了まで30分程度で全て終えることができました。この日は初めてのカーサイドスタイルだったので色々と確認しながらの作業になりましたが、慣れてくればもっと短時間で設営できると感じました。また私はステーを取り付ける際にタイヤやスライドドアの入り口部分に乗りながらの作業でしたが、小さい脚立のようなものを持ってくればもっと簡単にステーを取り付けることができると思います。


設営後はカーサイドスタイルを堪能!

設営が完了してボチボチと夕飯の支度をしていたら、だんだんと辺りが赤くなっていることに気が付いてふと空を見ると絶景の夕陽が(^-^)
今回はソロキャンプ(犬と)ということもあり、夕食もスーパーの刺身やお惣菜で簡単にすませるスタイルにしましたがそれでもカーサイドで海をみながら、波の音を聞きながら食べる夕食は日常を忘れさせてくれる最高の時間でした。

最高の夕陽と最高のカーサイドスタイルでソロキャンプを堪能することができました。

絶景でした!

カーサイドスタイルの注意点を紹介!

ここまではカーサイドスタイルの良い点を紹介してきましたが、やはり物事には良い面と悪い面がくっついているようにカーサイドスタイルにも注意点はいくつかあります。そちらを紹介していきたいと思います。

  • 車を横付けできる場所が必要不可欠

さきほども紹介させていただきましたが、カーサイドスタイルは場所を選びます。車が横付けできるキャンプ場、野営地でないとカーサイドスタイルはできません。またペグダウンが必要なタープなどは地面の状態も把握しておく必要があります。

  • 一度設営を完了すると車を使って移動ができない

わたしはこれが一番のデメリットかなと思いました。設営を完了していざ食事を取ろうとしたら忘れ物に気付き、コンビニやスーパーに買い足しにいかないといけない!となったとしても車は簡単には動かせません。もしどうしても必要なものであれば車との連結を一度外す必要があります。そうなった時の対策としてキャンプ地を選ぶときに徒歩圏内にコンビニやスーパーがある場所を選んだり、ハイエースのような積載量が大きい車を持っておられる方は折り畳みの自転車などを積んでおくと便利でしょう。

  • 車を目隠しに使うこともできるが張り方次第では車の中やタープ内が丸見えになってしまう

車乗り入れ可能なフリーサイトでカーサイドスタイルをする場合には周りでキャンプをされている方々の位置を考えて車を止める向きを考える必要があります。うまく車の向きを決めることができれば陣幕のように目隠しになりますし、風が強い時の風よけの役割も果たしてくれます。しかし車の止める向きを間違えてしまえば車内やサイト内が丸見えになってしまうこともあるので、この辺りは回数を重ねて自分のリラックスできる形を自分で作っていくといいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は車+タープのカーサイドスタイルの紹介、また車との連結方法、注意点などを紹介させていただきました。これからスタイルで、車をバージョンアップさせながらより快適なキャンプライフ、車中泊ライフを楽しんでいきたいと思います!

私が大好きな本「夢をかなえるゾウ」という本の中に人間がこの世から去る際に後悔する10個という内容があってその10個の中の一番最初に「本当にやりたいことをやらなかったこと」という言葉があります。私は今まで幼いころからの夢があり、その夢を仕事にしてここまで生きてくることができました。
もちろん苦しいこともたくさんありましたが、夢をかなえるためにしてきたことに後悔はありません。でも夢をかなえるために多くのことを我慢してきたことも事実です。

幼いころからの夢が終わった今、これからは自分が本当にやりたいことをひとつでも叶えていけるようにいきていきたいと思います(^-^)

みなさんも本当にやりたいことを見つけたり、叶えていけることを願っています。。。


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